ご成婚インタビュー【33歳男性と36歳女性カップル】

新型コロナウィルスのせいで、暗いニュースばかりですがそんなことも吹っ飛ぶくらい明るいニュースがありました。
当社の会員が、この4月に無事ご成婚をしました!
パチパチパチパチー。
結婚相談所の仕事というのは、まさしくこの為にありますよね。
こちらまで幸せな気持ちになり、報告を受けた日はいつもよりお酒が進み酔っぱらってしまいました。
結婚相談所やっててよかったーと心の底から思える瞬間です。
だって、当社がなかったら結婚していなかったわけですから…
本当に素晴らしい仕事だと再認識させていただきました。
そして、お二方本当におめでとうございます。
今回の記事では、今回ご成婚されたお二人のご成婚までの様子をインタビューしてまとめたものを書いていきますので、現在婚活中の方には今後の活動の参考になると思いますので、是非ニヤニヤしながら最後まで読んでいただければ幸いです。
まず、概要を話すと今回ご成婚されたカップルはなんと真剣交際期間約1ヵ月のスピード成婚です。
こちら側が驚くほどの、とんとん拍子かげんで相性が本当にピッタリなお二人でした。
6月には入籍を済ませて、新生活を始めるそうです。
楽しみですね~。
モチベーション下がり気味だった男性…
今回、ご成婚されたカップルですが男性側が当社の会員で、女性は別の相談所側の会員様でして連盟のシステムを通してマッチングしました。
当社の会員である、33歳男性は2020年11月に入会されて最初はモチベーション高く、積極的にお見合いのお申し込みをされて、お見合いも成立して交際まで発展したケースもいくつかありました。
しかし、途中で男性側の気持ちにスイッチが入らず連絡が疎かになったことが原因で、相手から交際終了の連絡が続きました。
本人も少しモチベーションが下がったのか、最初の勢いとは別人のようにお見合いの申込む数が減りました。
「これはダメだ」ということで、私は一度、彼を事務所に来てもらうように促しました。
お会いしてみると、やはりモチベーションが下がっているとのことでしたので一緒にお相手のプロフィールを見ながら、一緒に誰にお見合いの申込をするのか決めましょうと提案して、一緒に当社でパソコンの画面に二人でにらめっこしながら探しました。
やはり、一人で家でやるのと、誰かとやるのとではまた違った角度から探すことができるので、この「一緒に相手を探して、お見合いを送るシステム」は当社でも他の会員さんから大変ご好評いただいております。
彼とパソコンをにらめっこしていると、あるバツイチの女性のプロフィールにたどり着きました。
それが、今回ご成婚したお相手です。
彼からお気に入りにしていたのですが、彼は「初婚」の女性をターゲットにしていたみたいだったのでお見合いのお申し込みを送ることをしていませんでした。
そこで、私は別の視点で彼にご提案をしてみました。
「離婚の原因は多種多様で、必ずしも女性側にネガティブな理由があるとは限りませんので一度お見合いしてみたらどうですか?」と言うと、彼は納得してくれてお見合いのお申し込みを送信しました。
すると、お相手の女性も快く引き受けてくれてお見合いが決定しました。
しかし、お見合いの日にある事件が起こります…笑
事故ったけど、お見合いには行く
お見合い当日、私は別の用事があったので彼のお見合いに同行はしませんでした。
お見合い1時間前くらいに、私の携帯が鳴りました。
相手は彼からでした。
「車で事故をしてしまったので、お見合いに遅れそうです。」と彼はテンパりながら電話をかけてきました。
急いで、私は彼女の相談所に連絡をとり「事故をしてしまってお見合いに遅れるとのことですけど、待っていただけそうですか?」と聞くと、彼女は快く待ってくれるという回答でしたので、彼に電話をかけました。
彼はその後、お見合いに出発して、お見合い開始の時刻から30分~1時間程度遅れてお見合いが始まりました。
ちなみに、彼女は、事故にあったにもかかわらず、申し訳なさそうに遅れてきた彼を見て好印象を感じたそうです。
お見合いの時間ですが、だいたい1時間というのがルールとして決まっているのですが二人は意気投合して気づいたら2時間くらいお見合いをしていたそうです。
お店の人が、「そろそろ…」というのでやっとお見合いが終わったそうです。
そんなに盛り上がった二人なので、スムーズに交際へと進んでいきました。
初デートの約束もスムーズにいったそうです。
会う頻度は1週間に最低でも1回
交際開始からも、二人はどんどん燃え盛っていきます。
毎日、LINEでコミュニケーションをとりつつ最低でも1週間に1回は会ってデートを重ねられていました。
1週間に2回会われていたときもありました。
デートは、食事にいったり、街をぶらぶらしたり、お散歩をしたりと様々なことをされて愛を育まれました。
二人の中では、いつでも真剣交際に進んでもいいという状態だったのですが、男性側が恥ずかしがってなかなか「付き合ってください」が言えずに時が経ちます…。
しびれを切らした彼女が、あるデートの日に「今日は、私に告白してくれるまで帰りません」と言ったそうです。
控えめに言って、可愛すぎです。笑
そう言われたら、男性は「おとこ」を見せなくてはなりません。
勇気をだして、告白して無事「真剣交際」へとステージを上がられました。
あとはとんとん拍子
真剣交際に入った二人は結婚を意識するようになり、会った時は結婚にむけての話し合いが多くなってきたそうです。
なんの弊害もなく、とんとん拍子で話はどんどん前に進んでいきます。
ある時、男性側から親に紹介したいとなり二人は男性側の実家に行くことになります。
彼女は、ご両親にも大変気に入られて、二人が住む為のお家をリフォームしないといけないという話にまで発展していったそうです。
彼女側の両親にも挨拶をしたかったのですが、彼女の故郷は遠方で、このご時世なので今は辞めておこうという話になったそうですが彼女のご両親は「あなたがいいなら、結婚を進めなさい」とお言葉をいただいたそうです。
あれよこれよという間に、二人は6月から同棲をするということが決まりました。
同棲をするということは、結婚相談所では「成婚」とみなされますからきちんと婚約をしていただかないといけません。
そうです。
残すところ、あとは「プロポーズ」です。
なんと、神様のご加護といっていいタイミングで彼女の誕生日が近いことを彼は知ります。
もちろん、私も相手の相談所さんとご相談した上で彼に「彼女の誕生日にプロポーズをしてはどうか?」と提案しました。
彼は、考えると言い、彼女の誕生日にプロポーズをするのかどうかという明確なお返事はいただけませんでした。
でも、私は彼はやってくれる男だとわかっていました。
案の定、彼女の誕生日の次の日に「プロポーズをした」と連絡がありました。
プロポーズの内容は恥ずかしいようで、どんなプロポーズをしたのかは最後まで教えてくれませんでした…笑
二人の秘密だそうです。
このご成婚から学べるところ
幸せいっぱいのお二人は、今後二人三脚で素敵な結婚生活を送られることでしょう。
素晴らしいです。
本当に、おめでとうございます。
この幸せいっぱいのお二人の結婚相談所での活動から学べるところをまとめたいと思います。
婚活中の方は、是非参考にしてください。
このご成婚から、婚活中の方が参考にできる点は以下の点だと思います。
- バックグラウンドにこだわりすぎない
- 活動をストップさせない
- お相手を思いやる気持ち
それぞれを深掘りして解説していきます。
バックグラウンドにこだわりすぎない
結婚相談所は、確かにお相手のプロフィールが会う前にわかるというメリットはあります。
そこには、安心感だったり、自分の条件に合致した人を選ぶことができるという利点は確かにあります。
しかし、あくまでもそれらの指標は参考値にしかならず、最終的には「人と人」です。
今回の場合は、「初婚」の人という条件から「再婚でも可」としたことによって最愛の人と出会うことができています。
頑なに、「初婚じゃないとダメ」としていたら、おそらくいまだにお見合いを繰り返していたと思います。
これは、色々な条件にも当てはまります。
例えば、「年収」、「身長」、「学歴」なども重要な指標であることには変わりありませんが、そこに固執しすぎるのは婚期を遠ざける結果となっているのかもしれません。
「年収」が低かっても、あなたと結婚してアゲマンぶりを発揮すれば旦那のお尻を叩いて年収をアップさせることだってできるはずです。
「身長」が低かっても、心が優しくあなたのことを一番に考えてくれるかもしれません。
「学歴」も同じです。中卒でも大人になってから勉強に目覚めて社会的に成功される方はたくさんいらっしゃいます。
何が言いたいかというと、一つの指標が全てを決めるわけではないということです。
人間、完璧な人はいません。
皆、いいところもあって、欠点もあります。
ですので、一つの指標だけで「お見合いをしない」と決めつけてしまうというのは非常にもったいないと思いますので、婚活がうまくいっていない人は今一度相手のバックグラウンドにこだわりすぎていないかを考えてみてください。
活動をストップさせない
次は活動をストップさせないということです。
日々、お仕事もお忙しいでしょうし色々なことがあって婚活が疎かになることもあるかもしれません。
しかし、決してストップさせてはいけないと思います。
うまくいかなくて、「もういいや、私なんか」と思う時もあるかもしれませんが活動を辞めてしまうと、その先現状が変わることはありません。
モチベーションが下がる時も、なんだか面倒くさい時も決して諦めずに活動を続けることが重要だと思います。
今回のカップルの例でいうと、男性側はモチベーションが下がっていたときに私が「事務所に呼ぶ」というアクションを取った時がありました。
きっと、事務所に呼ぶというアクションを取っていなかったらモチベーションはさらに下がり続けてお見合いのお申し込みを送らない結果となっていたと思います。
下手すると、そのまま「もう退会します」となっていたかもしれません。
ただ、現実問題ひとりでモチベーションを維持し続けるのはかなり大変です。
だからこそ、我々のような結婚相談所という存在があります。
「モチベーション下がっているな」ときちんと気づいてくれる相談所であれば、モチベーションが下がりきって活動をストップしてしまうのを防いでくれるでしょう。
なのでうまく使えるものは使って、活動をストップさせないようにすることを心がけましょう。
お相手を思いやる気持ち
最後、今回のご成婚カップルから学べることは「お相手を思いやる気持ち」ですね。
お互いが常に相手を尊重して愛を育んでこられました。
お見合い当日も、どんな事情があれ「遅刻」をしてきた相手に対して思いやりの心がなければ怒って帰ってしまっていたかもしれません。
最後の、誕生日の日にプロポーズをするというのも強い「思いやりの心」の賜物です。
相手のことを考えるから、それが相手に伝わるのですね。
不思議と、人間には思いやりを感知する能力が備わっているみたいです。
婚活でうまくいっていない人は、もう一度「思いやり」が自分にはあるか再確認してみてください。
相手のことを考えて会話をしているか。
相手が行きたいお店をチョイスできているか。
相手はどんなことをしたら喜んでくれるのか。
相手のことを考えて、考えるたびに「思いやり」は強くなっていくと思います。
自分本位ではなく、あくまでも相手ファーストです。
それを意識すると、その思いは必ず相手に伝わるはずです。
おわりに
おめでたい話で本当にこちらまで幸せです。
お二人、本当におめでとうございます。
このご成婚から学ばせていただいたこともたくさんありますので、今後の当社の活動の糧とさせていただきます。
書きたい事を書いていたら、少し長くなってしまいました。
たくさんの方に参考になれたのなら嬉しいです。
長い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。