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八尾市の結婚相談所 fortune

先日、ある男性会員さんから質問がありました。

「明日、初デートでランチに行くのですがお会計は奢ったほうがいいですか?」という質問です。

私は、迷わず「はい、奢ってあげてください。」と答えました。

男性会員さんは、納得したのかしていないのか「はぁ…わかりました。」とおっしゃったので、なぜ私が、奢ってくださいと言ったのかを説明しました。

すると、清々しい顔で「なるほど!」とご納得いただけたようでしたので、これはブログのネタになると思って今回解説していこうと思います。

男女の間にはいつだって「奢るか、割り勘か」論争はつきものです。

もちろん、個人の考えは千差万別ですから今から解説する私の考えが100%正しいと言うつもりはありません。

しかし、私が「男性が奢ってあげるべき」だという考えは、なにも慣習や性別で差をつけて導きだした考えではなく、きちんとした論理と根拠に基づいているものなので、大幅には間違っていないかなと思っております。

ですので、「デートのご飯代どうするべきか奢るか割り勘か?」と迷われている方や「俺は完全割り勘派」と決められている方は、また違った角度でこの問題を考えられるきっかけとなるかもしれませんので、是非参考にしていただければと思います。

では、本題に入っていきましょう。

なぜ、男性は女性にご飯代を奢るべきなのか?についてです。

女性はあなたが思っている以上にお金がかかっている

男子は、これまでずっと男として生きていていますから女性が普段どのような生活スタイルをしているかは想像もできないと思います。

これまで女性とあまり関わり合いがなかった方は特にでしょう。

まずは、この男性と女性の生活スタイルの違いという背景から考えていく必要があると思います。

デート当日、あなたの前に座るまでに女性がどれだけお金がかかっているかを考えたことはありますでしょうか?

化粧代

まず、代表的なものでいうと化粧代です。

デート当日、多くの場合あなたと会うために女性は化粧をしていると思います。

もしかしたら、「女性が化粧をするのは当たり前」と思っているかもしれません。

しかし、おかしいとは思いませんか?
男性である自分は化粧をしないのに、なぜ女性が化粧をするのは当たり前なのか?

理由は、世の中のスタンダートが「女性は化粧をするものだ」となっているので女性が化粧をするのは当たり前だという風習になっているからです。

ですから、そこに疑問を持たずに私たちは大人になっていきます。

しかし、もちろんいい面もあります。

化粧をすると、綺麗になったり可愛くなったりするのでデートの時なんかは相手に好印象を持ってもらえる可能性が高まります。

このように様々な理由がありますが、わかっていただきたいのは化粧をするのが当たり前だと思わないでほしいという事です。

当然、化粧をするのはタダではありません。
化粧品を購入する必要があります。

また、お金だけではありません。
化粧をするには時間も必要です。

つまり、デートの時、あなたの目の座っている女性は、多くの場合あなたよりも先に起きて化粧をしてきてくれています。

男性なんて、たいていギリギリに起きても顔洗って歯を磨いて、ワックスをちゃっちゃっとつければ10分から15分で家を出ることができます。

対して、女性はそうではないということです。

ここをまず理解してください。

美容代

最近は、美容男子も増えてきているので女性だけに限った話ではありませんが、しかしまだ多くの場合女性のほうが美容代をかけていることが多いかと思います。

髪の毛ボサボサ状態にならないために、多くの女性は日々の髪のお手入れをしています。

美容室、ネイル、マツエク等に行って、自分を磨いておられる方が大勢います。

そして、当然時間もそこに投資しています。

美容室に行くと、1時間~2時間は最低でもかかるでしょうし、ネイルもマツエクも正確な時間は把握していませんが時間がかかります。

また、きっとデート当日は化粧をしてから髪の毛のセットもしているかもしれません。

そうすると、待ち合わせ時間のはるかに前から念入りに準備をしているということになりますよね。

その他

大きくは、化粧代と美容代だと思いますが、それ以外に考えられるものとしたら服や靴などの身につけるものにお金がかかるという見方もできるでしょう。

デートに合わせて、洋服を購入するという女性も事実多いです。

当社の会員さんでも、デートに合わせて洋服を買われる方が多いです。

しかし、男性から洋服を買いましたという話はあまり聞きません笑

私も男性ですから、その気持ちはよくわかります。

私も、昔デートに合わせて服を買った記憶は恥ずかしながらほぼありません。

ファッションに無頓着というわけではありませんが、やはり女性に比べれば関心が薄いというのは、なんとなく肌感でわかります。

以上、化粧代、美容代、その他のお金が女性にはかかっているということです。

どうでしょう、知っていましたか?
また、知っていたけど意識したことがなかったと感じる方もいるかもしれません。

また、日本の国の制度上、女性の社会進出が進んできているとはいえ、まだまだ男性のほうが給料が高いのが現実ですよね。

デートのお相手があなたより収入が多い場合もあるかもしれませんが、多くの場合違うでしょう。

その点も考慮すると、あなたよりも収入が少ないにもかかわらず、あなたにはかからないお金がかかっているというのが現実なのです。

まとめると、デート当日に目の前に座っているお相手の女性はあなたよりも早起きして、化粧をしたり髪をセットしたりしてデートに臨んでいるはずです。

人によっては、昨日買ったワンピースを着ているかもしれません。

さて、このような状況でデートのご飯代って割り勘が望ましいか、男性が奢ってあげるのが望ましいかどちらでしょうか?

私は、「僕の為にいっぱい準備してくれてありがとう」の感謝にのせて男性が支払ってあげるのがスマートでかっこいいと思います。

【注意】奢ると決めたら1円も出させるのはNG

「男性が奢るべきである」という私の思いは上記で全てになるのですが、ここからは少し注意喚起です。

「奢るべき」と言っているのに、たまに都合のいい解釈をして「多めに出せばいいのか」とする方がいますがそれは得策ではありません。

「お会計3,700円です」となったとして、男性が「僕が3,000円を出すから、700円お願いできる?」というような場合です。

男性は、自分がかなり多く出しているのだからいいだろうと思うかもしれませんが女性側がどう思っているかはわかりません。

もしかしたら「え~!それだったら全部奢ってよ」と思っているかもしれません。

たった700円をケチったがために、せっかくお金を出しているのにこのように思われてしまっては非常に勿体ないです。

ですので、もし奢ると決めたのなら「全部奢る」ということを徹底されるのをオススメします。

奢ると決めたら小さいお金はもうケチケチせずに気持ちよく支払いましょう!ということです。

まとめ

いかがだってでしょうか。

「割り勘か」「奢るのか」は男女の永遠のテーマです。

様々な議論がされますが、大切なのはスタート地点が公平でないということです。

女性は男性に比べて様々なお金がかかります。
これは、変えようのない事実です。

それであるならば、せめてご飯くらいは美味しく「ご馳走させてください」という男子がかっこいいし、スマートなジェントルマンできっとモテますよね!

婚活市場において「なんだかモテそう」という価値観はすごく大切です。

目の前に二つの選択肢があったときに、どっちの選択肢が「モテそう」かを評価軸にすると大きく外しはしないと思いますので是非参考にしてみてください。

では、今回も長い文章でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました。